The Extreme Tour Japan 2014 (XTJ2014) を終えて、講評、感想

[This post is all in Japanese. Sorry, because this is for our Japanese friends. If you are non-Japanese speaker, don’t trust automatic translation. Because it often ends up in totally opposite meanings.]     日本では2度目の開催となる The Extreme Tour Japan 2014が終了した。 The Extreme Tour Japan、以下”XTJ”、と略しいししすすます。   たくさんの感想と、思考があるので整理したい。 いつも僕の文章は、twitterの140字とかFacebookのちょっとしたアップデートの域を越えて文章が長いのですがすみません。 自分としてはこれは自分の中での思考の記録であると同時に、神さんへの報告であるつもりの感じです。いつもそうです。     …

戦争はすでに始まっていた: Short version

[short ver.] [Long versionはウェブサイトの”Toneの日記”の中にあります]   気が付けば、もう戦争は始まっていた。 気が付けば、革命はもう始まっていた。 僕らは革命のまっただなかにいる。   いくら世の中が、世界情勢が複雑に見えても、 本当に大事なことは、ひとつだけです。   戦争とは、国家権力の命令で、人が人を殺すこと。   戦争とは、国家、組織、政府、宗教、 それらの命令で、人が人に危害を加えること。   国家権力が、君に、人を殺せと命令するとき、 君はそれにYesというか、Noというか。   国家が、国家の名で人を殺すことに対して、 君は、Yesというのか、Noというのか。   それだけです。   そして、僕が思い描く革命というのも、 そういうものなのです。   これは、新しいことでも 画期的なことでもなく、 たぶん、みんな同じことを 考えているはず。     国家権力が、人を殺せと命令するとき、 それに誰も従わないのであれば、 戦争は起きない。   そして、それは、信じるということです。   そして、それは、覚悟を選び取ること。   相手を殺すくらいだったら、 抵抗せずに自分が死ぬことを選ぶ。   もし、戦場で、ふたつの軍の、兵士が、戦車が、戦闘機が、 対峙したとき。 どちらの軍の兵士も、引き金を引かなかったとしたら。 どちらの軍の兵士も、引き金を引くことを拒否したとしたら。   …

Yokohama Dreamingのビデオ(日本語)

この前YouTubeにアップしました、”Yokohama Dreaming”のビデオです。   この曲は、Imari Tonesの、いろんな意味で代表作と言える自信作”Japan Metal Jesus”というアルバムに入っているんですが、 はっきりいってめっちゃVan Halenそのまま、な楽曲です(笑)   僕は人生の中のAll Time Favorite、いちばん大好きなバンドはVan Halenだと公言してますし、 僕の書いたImari Tonesの楽曲の中にも、Van Halenを意識した楽曲は、それこそたくさんあるんですが、 この曲”Yokohama Dreaming”は、その中でも、そのまんまというか。     横浜のご当地ソングを書きたくなって、 というのは、良き友人であり牧師であるヤオさんのレゲエの曲に、”Yokohama”という曲があって、すごく良い曲なので、僕らも横浜ソング書くべきだよね、と思って。     で、こういうご当地ソングだし、もう思い切りVan Halen意識しちゃって良いよね、と自分で思ったので。 可能な限り、Van Halenの”Panama”っぽい楽曲を書いたんですよ。   もちろん、そのまま、というわけじゃなく、自分なりのひねりというかフックというかtwistは加えたんですが、 ノリとしてはもろに”Panama”という感じの。 “Yokohama”と”Panama”で、ちょっとだけ響きが似てるしね(笑) どっちも地名だし。     で、この曲のビデオをずっと作りたかったんですね。 僕は、曲のビデオを作るのは結構好きで、 今までもちょくちょく作ってます。 それは、レーベルと契約のある有名なバンドでもないし、 自分たちでインディにやっている無名のバンドだけれども、 だからこそ、活動の記録を残せるし、 またその映像を通じて表現することのできることや、 伝えられる情報、 伝えることのできるメッセージが、「インディだからこそ」たくさんあるからです。   だから僕は、自作のチープなビデオをこれまでもちょくちょく作ってきたんですが、 この”Yokohama Dreaming”に関しても、ずっと作りたいなと思っていた。 だって、楽しいのができそうだからね。 …

撃ち殺される自由

気が向いたので個人日記をこちらにも転載。   Nike SBのスケートビデオがなんだか良い。 昨年の10月からスケートボードを始めて、それからスケートビデオは結構見るようにしている。 今年いっぱいに出たやつはメジャーなやつとかなるべく見るようにしてるのね。   それは、つまり、始めたばかりの今だから体験できる、吸収できるものがあるだろうから。 たとえばギターを始めたばかりの頃とか、 ロックを聞き始めたばかりのティーンエイジャーの頃、 その頃に聴いた音楽やバンドというのは、自分にとってすごく大きな影響というか当然基礎になっている。   それと同じで、始めたばかりの頃に見たものというのは、その後の自分のバックグラウンドというか基礎になっていくだろうから。   そして貴重なのは、 僕と同世代のプロスケーターの人たちは、すでにその世界ではとうの昔に伝説を作り上げたレジェンドで、 彼らが90年代とかに見ていたもの、当時見ていた時代背景とかバックグラウンド、 もちろん僕も同じ時代にティーンエイジャーをやっていたわけだけれど、   僕はその頃のスケートボードをまったく知らず、 2012年とか2013年になって、そこから知識の吸収を始めたということ。 当時と今の状況はまったく違う。 世の中の状況もだけれど、スケートボードをめぐる状況は、まったく違う。 当然、スケートボードをやることの意味合いも違っている。   つまり、自分はもういい歳でありながら、 現在、アメリカとかでスケートボードをやっている子供とかティーンエイジャーと、同じものを見ることができる。 まったく同じではないにせよ、似たような目線で、それらのものを体験できるというのは、かなりかけがえのない機会だと思うのだ。 自分の中に、20年くらいも年下の世代とかぶる部分を持つことができるのだから。   つまり、ティーンエイジャーの子たちと話しても、Sean Maltoの話とかで盛り上がれるわけでしょ。彼らにとってSean Maltoがアイドルなのと同じように、僕にとっても彼はアイドルなわけだから(笑)   で、スケートビデオを見てる。 Thrasherのウェブサイトでもいろいろ見れるし、 YouTubeにもあるし、 DVD買うと高いけど、今はiTunesで安く買えるでしょ。   当然GirlのPretty Sweetも見たし、 ClicheもDeathwishも、BlindもAlmostもZeroも見た。 Heroinの日本勢は熱かったし、BonesとかBaker、Creatureとかは無料ダウンロードで見れたし。 Darkstarのも良かったね。 あと無名のところから出てるビデオもいっぱいThrasher経由で見れたよね。   それらの映像は、当然ながら、使われている音楽という面でも刺激があるんだけれど、   で、なんの話だったかというと、 Nike …

The Extreme Tour Japan was a success!!

(English & Japanese) 10月に行ったツアーの記録です。 こういうの、しばらく書いてなかったけれど、 (初めてアメリカをツアーした2009年とかは、書いたけど。もう残ってないけどね。) 今回は、初めてのFirst Ever 日本ツアーThe Extreme Tour Japanだったし、 どんなだったか、皆さんとシェアしたいと、分かち合いたいと思いますので。   I post this tour blog here. Though we haven’t done things like this for a while, (We did when we did our first USA tour back in 2009.) this was FIRST EVER The Extreme Tour Japan, …

吉村秀樹追悼

bloodthirsty butchersの吉村秀樹が亡くなってしまった。   書かずにはいられない。   僕はいつも、日本で一番好きなロックバンドはbloodthirsty butchersだと言い続けてきたが、 どちらかといえば、 あれもこれも好きだけどブッチャーズが一番好き、 というのではなく、 むしろ bloodthirsty butchersこそが唯一好きな日本のロックバンドだったのだ。   ちょっとでも流行っているものや、嘘くさいものはどうしても毛嫌いしてしまう ひねくれた嗜好をしている僕だけれど、 ブッチャーズだけは、本当に好きになることができたのだ。   僕は日本のミュージシャン、バンドでいうと、 1970年代は荒井由実、 1980年代はEarthshaker、 1990年代は熊谷幸子、 2000年代はbloodthirsty butchers が好きなバンドだ、 と言い続けているけれど、   ことその中で、 2000年代に自分のバンドを始め、 同時代を歩きながら接してきたこと、 そして何度もライヴを見てきたこともあって、 bloodthirsty butchersは それらの大好きな日本人ミュージシャンの中でも もっとも身近なバンドだった。   46歳、そしてこのタイミング、 とても早過ぎる旅立ち、 それは間違いない。   それについての感慨や、考えは、 とても文章にして書けるはずもない。   バンドページの英語のコメントには、 言葉の問題もあって陳腐なことしか書いていない、 けれども、 そこに書いたように 彼らはその長いキャリアの中で 決してポピュラーなバンドではなかった 流行したりしたこともない …

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