戦争はすでに始まっていた: Short version
[short ver.] [Long versionはウェブサイトの”Toneの日記”の中にあります] 気が付けば、もう戦争は始まっていた。 気が付けば、革命はもう始まっていた。 僕らは革命のまっただなかにいる。 いくら世の中が、世界情勢が複雑に見えても、 本当に大事なことは、ひとつだけです。 戦争とは、国家権力の命令で、人が人を殺すこと。 戦争とは、国家、組織、政府、宗教、 それらの命令で、人が人に危害を加えること。 国家権力が、君に、人を殺せと命令するとき、 君はそれにYesというか、Noというか。 国家が、国家の名で人を殺すことに対して、 君は、Yesというのか、Noというのか。 それだけです。 そして、僕が思い描く革命というのも、 そういうものなのです。 これは、新しいことでも 画期的なことでもなく、 たぶん、みんな同じことを 考えているはず。 国家権力が、人を殺せと命令するとき、 それに誰も従わないのであれば、 戦争は起きない。 そして、それは、信じるということです。 そして、それは、覚悟を選び取ること。 相手を殺すくらいだったら、 抵抗せずに自分が死ぬことを選ぶ。 もし、戦場で、ふたつの軍の、兵士が、戦車が、戦闘機が、 対峙したとき。 どちらの軍の兵士も、引き金を引かなかったとしたら。 どちらの軍の兵士も、引き金を引くことを拒否したとしたら。 …